「普通自動車運転免許を持っているか」

ソニー損害保険はこのほど、新成人のカーライフに関する意識調査の結果を公表した。調査は2013年11月28日~12月9日の12日間に、新成人(1993年4月2日~1994年4月1日生まれ)に対し、インターネットで実施した。有効回答は1,000名となっている。

運転免許を持っているのは56.7%

自動車運転免許の保有状況を尋ねると、「自動車運転免許を持っている(オートマ限定)」は29.9%、「自動車運転免許を持っている(マニュアル)」は26.8%で、計56.7%が運転免許を保有していることがわかった。

男女別では、男性61.8%、女性51.6%が保有している。居住地域別では「都市部(市・区における人口ランキングの上位8都市)」が42.2%、「地方」は60.7%だった。

車(バイクを除く)の所有状況を尋ねると、「自分の車がある」は21.5%、「自分の車も家族と共用の車もある」は3.0%で、マイカーの所持率は4人に1人(24.5%)となる。

「車(バイクを除く)を持っているか」

「移動手段としての道具」との回答は最多

"若者の車離れ"と呼ばれる状況について、「"若者の車離れ"とは自分自身のことだ」という項目に「あてはまる」(「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計)と回答した人は34.6%、「あてはまらない」(「全くあてはまらない」「余りあてはまらない」の合計)は36.9%、「どちらとも言えない」は28.5%だった。

「"若者の車離れ"とは自分自身のことだ」

車についての価値を尋ねると、「単なる移動手段としての道具」(61.8%)が最も多く、「運転することそのものを楽しむもの」(18.9%)、「家族・友人・恋人などとの時間に楽しみをもたらすもの」(16.0%)となった。2010年~2013年新成人を対象にした過去の調査結果と比較すると、「単なる移動手段としての道具」と回答した人は今回が最も多く、昨年の50.6%よりも10ポイント以上上がったことになる。

「あなたにとっての車(バイクを除く)はどのような価値があるか」

車のイメージは「楽」

「もし、自動車を開発したら"若者向け"の車を作ってくれそうな会社(自動車メーカー以外)」を訪ねると、「アップル」(38.6%)、「グーグル」(28.0%)、「ソニー」(27.0%)という結果が出た。

「もし、自動車を開発したら"若者向け"の車を作ってくれそうな会社(自動車メーカー以外)」

車に対するイメージを表す漢字1文字を尋ねると、「楽」(263件)が最も多く、「異動のときに便利で楽になるし、車を運転すること自体が楽しいから」などの理由が寄せられた。後には、「動」(73件)、「速」(58件)が続いた。理由には、「移動手段にもなるし、エンジンで動くから」や「移動だけでなく『時短』でもあるから速い印象」などの声が集まっている。