米NVIDIAは26日(現地時間)、7型Androidタブレット「Tegra NOTE 7」の最新ソフトウェアを提供開始した。最新ソフトウェアではOSがAndroid 4.3(JellyBean)にアップデートされるほか、カメラ機能「Always-On HDR」が利用できる。
「Tegra NOTE 7」は、NVIDIAがリファレンス設計を提供し、世界各国のパートナー企業が開発から販売までを行うプラットフォーム準拠した製品。日本国内では12月4日にZOTACから販売を開始している。
今回、提供を開始する最新ソフトウェアではOSがAndroid 4.3(JellyBean)にアップデートすることに加えて、写真の撮影時に常にHDRを有効にする「Always-On HDR」の利用が可能になる。この2点については、日本国内での製品発表時に予告されていた。
このほか、ペン入力「DirectStylus」において、左手での利用時のレスポンス向上や、設定にヘルプオプションの追加、スタイラスを抜き差しした際の通知、通知バーを含めたスクリーンキャプチャへの対応が行われた。また、アプリやデータを内蔵のストレージからmicroSDへ移動できるようになった。
日本国内で販売している「ZOTAC Tegra Note 7」の仕様は、プロセッサがTegra 4、ディスプレイがマルチタッチ7型IPS液晶 (1,280×800ドット)、メモリが1GB DDR3L-1600、ストレージが16GB eMMC + micro SDカードによる最大32GBの拡張が可能。
インタフェースはIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Micro HDMI、miciroUSB(OTG対応)、カメラ(背面:500万画素、前面:30万画素)、オーディオポートなど。バッテリ容量は4,100mAh、バッテリ駆動時間はビデオ再生時で約10時間。
本体サイズはW120×D190×H8.4mm、重量は約320g。