前回、日本に住む外国人20人に、母国ならではの専門店について聞いてみました。しかし逆に、日本の専門店に対して「!?」と思うこともあるようです。そこで今回、日本で見て奇妙・変わっているなぁと思った専門店について聞いてみることにしました。

日本のオリジナル編

■ペットショップです(シリア/30代前半/男性)

ショッピングモールでも最近増えてきていたり、六本木の深夜も開いてるお店など、目にする機会が増えているのでしょう。海外では生体販売はあまりないので、奇妙に感じるのでしょう。

■「新宿の王様のアイデア」と言うアイデア商品の専門店(フィリピン/40代前半/女性)

王様のアイデアという店名ながら、主婦のアイデア商品などがずらりと並んでいましたが、2007年に閉店してしまったようですね。残念……。

■パチンコが不思議だと思います(中国/20代後半/女性)

パチンコのルーツは欧米のウォールマシンだそうですが、全国どの街でも見かけるパチンコは日本の代表的なギャンブル。日本で広がった理由は、日本人がじっとしてられる民族だからでは?や、カジノがないからだとか説はいろいろあるようです。同じくじっとしている麻雀文化の中国の方にとっても、不思議に見えるのですね。

■駄菓子屋(インドネシア/40代前半/女性)

駄菓子屋こそクールジャパンのダークホースかもしれません! オドロキの味とキッチュで愛らしい雑貨があふれてます。「よっちゃんイカ」はどこまで海外の人に受け入れてもらえるのか、試してみたいですね。

オタク編

■オタク用の店(ペルー/40代前半/女性)

■原宿にいっぱいある、アイドル専門店(スウェーデン/40後半/女性)

■メイドカフェ、猫カフェ(アメリカ/30代後半/男性)

クールジャパンの代表格である「オタク文化」。この誇るべき文化を展開するショップは、日本文化好きな外国人にとって垂涎なのか、又は、不思議&理解不能なのか、分かれるところですね。

日本のオドロキ食べ物編

■クジラ料理のお店(タイ/30代後半/女性)

■日本の馬肉専門店が珍しい(台湾/40代前半/男性)

食べ物は、まさに土着文化の代表格! ほ乳類の食用は国や地域によってはっきりと分かれるので、外国人から見ても、逆に日本人から見ても、珍しいと思われるものが多いですね。

■すっぽん料理の専門店(ドイツ/30代後半/男性)

スッポンの食用は中国から伝来したそうです。

■自分で焼く、焼き肉(ブラジル/30代後半/男性)

ブラジルといえばシュラスコ! お隣のアルゼンチンも肉大国ですが、確かにシェフが目の前で焼いたりそいでくれたりしますよね。なぜお金を払ってるのに自分で焼くのか?という疑問もあるそうです。自分で焼くのは、日本人の焼き方へのこだわり? または、一皿をシェアする文化ならでは?

食べ物はその国の特徴が一番表れるところなので、料理の専門店は外国人にとって奇妙に見えることも多いかもしれません。それは食材しかり、食べ方しかり。外国人を日本の飲食店に連れて行くことがあれば、そうした違いを楽しんでくれているのか、それとも本当にNGを示しているのか、ちゃんと見極める必要がありそうです。