カナダの公正取引委員会にあたる産業省競争局は12月11日、米Googleがオンライン検索分野の独占を濫用しているとして連邦裁判所に調査を求める書類を提出した。検索と検索広告のビジネス慣行について詳細な情報の開示を求めている。

Reutersが12月16日付けで報じた。当局は5月に暫定調査を行っており、その結果を受けてのもの。Googleは少なくとも2005年より、独占的立場を濫用した行為が見られると記している。また、モバイルアプリ開発者、Webブラウザ開発者やWebパブリッシャーとの間に、Google Newsなど自社のコンテンツを優先するなどの排他的な条項を含む契約を交わした可能性も示唆している。このほかにも、AdWordsプラットフォームの利用に独占的な制限を設けるような慣行もあるのではと記している。

当局は法廷書類でGoogleに対し、他社との契約を含む詳細な情報を開示するよう求めている。

Googleはオンライン検索と検索広告で世界的に独占的立場にあり、米国や欧州では独占禁止法訴訟に展開している。