2006年のミス・ユニバース日本代表でモデルの知花くららが13日、都内で行われた、「国連WFP日本大使」の任命式に出席した。

「国連WFP日本大使」の任命式に出席した知花くらら

国連の食糧支援機関である国連WFPは、2007年からオフィシャル・サポーターとして活動している知花を、日本初となる「国連WFP日本大使」として任命。「何年も学校給食プログラムに携わってきた知花さんに大使を務めて頂くことは光栄」とあいさつしたエリザベス・ラスムーソン事務局長に、2ユーロのWFP記念硬貨を贈られた知花は、「改まると緊張しますが、今までと変わらずWFPの活動を伝えていければ。これからも精力的に頑張っていきたい」と気を引き締めた。

これまで、洪水や干ばつに見舞われたザンビアの農村や紛争終結後のスリランカ、東日本大震災の被災地などを訪れている知花は、「本当にたくさんの出会いがあった。実際に起こっていることを目の当たりにした」と振り返り、自身が力を入れている学校給食プログラムについて、「子どもたちは、給食があることで学校に来る。お腹がいっぱいになることで勉強に集中できる」と熱弁。最後に、知花は「今、この瞬間にもWFPの活動は行なわれていて、子どもたちや人々が救われています。WFPの活動をたくさんの人に知って欲しい」と笑顔でアピールした。