「SPORTEC2013」の会場風景

12月5~7日まで東京都・有明の東京ビッグサイトにて、スポーツやフィットネス産業に関する展示会「SPORTEC2013」が開催された。会場内で各種セミナーを聴講したり、各社ブースを回ったりしてきたので、詳細をリポートする。

SPORTECとは

同イベントには、スポーツやフィットネス、健康産業に関連する企業約230社が出展。各企業は、フィットネス・スポーツクラブのオーナーやスポーツ指導者、インストラクターなどの来場者を相手に新商品・サービスのPRをしていた。一般の来場者も、エクササイズ体験やセミナー参加といった形で楽しんでいた。

美しい姿勢の基礎は立ち方にあり

スポーツやヘルスケアに関する各業界のキーパーソンによる講演の中で、いくつか気になるものに参加してみた。

まず、記者自身ふだんの姿勢が悪いため、日本コアコンディショニング協会の「美姿勢・美脚」スタイリスト・綿貫美也子さんによる「めざせ美脚!美Body」セミナーに参加してみた。綿貫さんによれば、美しい姿勢をつくるためにはふだんの立ち方に意識をおく必要がある。そのポイントは「頭はまっすぐ」「ひざは軽く伸ばす」「胸を持ち上げる」「ろっ骨は締める」などだという。言われた通りに立ってみると、ヒップ周りにきゅっと力が入っている感じがして、非常に体と気持ちがひきしまった。

また、理想とされるボディーバランスを手に入れるには「骨配列の調整」「インナーマッスルの強化」「関節を動かす」の3点が必要だという。特にインナーマッスルが弱くなってくると、「足でなんでもやろうとする」→「足が太くなる」→「姿勢がくずれてO脚やX脚になる」という悪循環に陥ると指摘。インナーマッスルを鍛えるために「内ももの筋肉やヒップの筋肉をふだんの生活で意識することが大事」とした。

レーズンは運動時に摂取するとよい

学術的なトピックとして、「カリフォルニア・レーズンのスポーツにおける有用性」も聴講してきた。日常の食事では不足しがちなミネラルや抗酸化力が高いポリフェノールを豊富に含むカリフォルニア・レーズンは、運動パフォーマンスにも好影響を及ぼすという。

男性ランナーを対象にした試験において、カリフォルニア・レーズン、スポーツチュー(グミ状の栄養食品)、水をそれぞれ摂取したときの5km走のタイムトライアルを比較した結果、レーズンを摂取していたときが最もタイムが良かったという。また、レーズンは血糖値を急激に上昇させることなく、継続的に一定濃度を保つため、長時間の運動時に効果的にエネルギーを供給する食品であることも判明したという。

レーズンは長時間の運動時に有効だ

会場内の各ブースでは、音波の振動を使用したマッサージ機や超音波によって脂肪の厚さを計測できる体組成測定器、アスリート向けサプリメントなど幅広い商材が並んでいた。また、体験型のエクササイズやフィットネスを参加者が実践している姿も多かった。

会場内には活気があふれていた

こういったB to Bの展示会会場は、各ブースで商談や出展者による商品PRが行われ、会場内には話し声があふれているのが一般的だ。だが、SPORTECはブースから大音量のサウンドが流れ、それにあわせて出展者も参加者も一緒になって楽しそうに体を動かしていたのが非常に印象的だった。

キッズ用の運動器具も展示されていた(右)

次回のSPORTECは2014年の12月4~6日に同所にて開催予定。