朝日新聞社とVOYAGE GROUPおよびヤフーは、インターネット辞書サービス領域において業務提携を締結したことを発表した。業務提携に基づき、同日より、朝日新聞社が主催し、VOYAGE GROUPと協力して運営する「コトバンク」と、Yahoo! JAPANが運営する「Yahoo!辞書」の連携を開始した。今後「Yahoo!辞書」は、検索できる辞書コンテンツを「コトバンク」の辞書コンテンツに変更する。

この提携は、日本最大級となる119の辞書からなる、約145万語を収録するコトバンクと、多数のユーザーを抱える辞書サービスであるYahoo!辞書が連携することで、「意味を調べたい」というニーズに対して、日本で最も高い回答力を持つ辞書サービスを共同で展開することを目指すものであるという。

Yahoo!辞書で検索できる辞書をコトバンクの辞書コンテンツに変更したことにより、検索できる辞書が4個から119個へ、言葉は約60万語から約145万語まで拡大した。

従来のYahoo!辞書では、言葉の検索を行い、意味を表示させる機能を提供してきたが、今後は検索した語の意味はコトバンクで表示される。またコトバンクは、Yahoo!辞書や「Yahoo!検索」との連携により、利用者との接点が増加する。