日経リサーチは、総合企業ランキング「NICES(ナイセス)」2013年度版の調査結果をまとめた報告書を12月中旬から販売すると発表した。

「NICES」は企業に関係する様々なステークホルダーにとっての「優れた企業」像を探るため、日本経済新聞社・日本経済新聞デジタルメディア・日経リサーチが共同開発した企業評価システムで、5つの観点で上場企業を総合的に評価、4年目となる2013年度版の結果は11月29日付け日本経済新聞朝刊および日経産業新聞、日経電子版に掲載された。

2013年度版は人材活用や成長性で高得点をあげたセブン&アイ・ホールディングスが初めて首位になり、2位にトヨタ自動車、3位に日産自動車、8位にホンダと、自動車メーカー3社がトップテンに浮上したのが目に付く。

昨年の首位から4位に後退したNTTドコモ、5位に順位を上げた東レはともに人材活用が高く評価された。

総合企業ランキング「NICES」2013年度版

本報告書はランキングの基礎となる各企業へのアンケート結果と公開財務データを企業規模別・業種別に集計し、詳しく掲載し、経営分析や戦略立案、企業研究などに幅広く利用できる。また本年より、調査に回答した企業様向けに「ベンチマークレポート」を発売。任意の指定企業とのスコア比較で、自社の強み・弱みや重点的に改善に取り組むべきポイントを明らかにしている。