ロボットが、同社に所属するアニメーション作家・稲葉卓也を起用した、オリジナルのアニメーション『ゴールデンタイム』を公開する。

同作は、2009年に第81回米国アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した『つみきのいえ』に続き、ロボットが制作したアニメーション作品。廃品たちの物語をユーモアたっぷりに描いたエンタテインメントムービーだ。舞台は高度成長期からバブル期に向かって日本がめまぐるしい発展を遂げていた1980年代の日本。長年使われてきた1960年代製の家具調テレビが、ある日、廃品置き場に捨てられてしまう。テレビは捨てられたことを受け入れられず廃品置き場から脱出を試みるのだが…。

監督・脚本・キャラクターデザイン・アニメーション等のすべてを担当したのはロボットのアニメーション作家集団CAGEの稲葉卓也。同作は2013年7月にソウル国際カートゥーン&アニメーション映画祭「観客賞」、「アジアの光賞」をすでに獲得しているのほか、数々の国際映画祭にノミネートされている。

映画『ゴールデンタイム』は、東京都写真美術館ホールにて2014年1月11日より公開。