富士通は28日、CAD、CAE(Computer Aided Engineering)から一般オフィス業務まで幅広い利用が可能な企業向けPCワークステーション「FUJITSU Workstation CELSIUS」において、OS「Windows 8.1」などを搭載し、技術計算業務をモバイル環境で実現する「CELSIUS H730」を12月中旬より提供開始すると発表した。価格は、33万3,800円(税別)から。

「CELSIUS H730」

「CELSIUS H730」の主な特長として、標準搭載のCPU「インテル Core i7-4800MQ vPro プロセッサー/ i5-4300M vPro プロセッサー」を、カスタムメイドで「インテル Core i7-4900MQ vPro プロセッサー/i7-4600M vPro プロセッサー」に変更することが可能。また、標準搭載の3D対応グラフィックス「NVIDIA Quadro K510M」を、より高速なグラフィックス処理を実現する「NVIDIA Quadro K2100M / K1100M 」に変更することができる。

指紋認証センサー、セキュリティチップ、スマートカードスロットを標準で搭載し、指紋認証センサーは、カスタムメイドで小型手のひら静脈認証センサーに変更できる。

そのほか、グラフィックス「NVIDIA Quadro K2100M」と32GB(8GB×4)メモリを搭載可能とし、マルチベイ装備でありながら、約24.8mm(最薄部)という薄さが実現されている。