ファミリーマートとヒグチ産業は28日7:00、東京都新宿区にファミリーマートと薬ヒグチの一体型店舗「ファミリーマート+薬ヒグチ神楽坂店」をオープンする。両社の一体型店舗は同店で8店舗目。

同店は、従来のコンビニエンスストアの利便性・商品(中食・サービス)機能に、ドラッグストアの専門性(カウンセリング力)・商品(健康・介護)機能を融合させた店舗フォーマット。店内に薬相談コーナーを設置し、ヒグチ産業が雇用する登録販売者が交代で常駐して、約600種類の一般用医薬品を24時間販売する。

コンビニエンスストアの得意とする商品(中食・飲料・サービス)の取り扱いに加え、ドラッグストアで売り上げ構成比の高い医薬品、健康食品、オーラルケアなどを中心に展開する。また、神楽坂店は商店街内に位置し、ビジネス街および住宅街としても需要が見込まれることから、弁当やパンなどの中食商品や飲料のほか、風邪薬や目薬、胃腸薬といった医薬品の強化も図る。このほか、イートインスペース6席も用意する。

ファミリーマートは、同店のような「ライフソリューションストア」の実験を重ね、今後は全国に展開する調剤薬局を含めた薬店のフランチャイズ化を推進するとしている。

同店の住所は東京都新宿区神楽坂5-28、店舗面積は174.24平方メートル、販売商品は約3,600種類。