ミサワホームは11月13日、同社グループの国内拠点のひとつである沼田工場に太陽光発電設備を設置し、運転を開始したことを発表した。

ミサワホーム沼田工場

同社は2012年10月から、国内4拠点への太陽光発電設備の設置を進めてきた。このたび4拠点目となる沼田工場への設置が完了し、当初計画していた沼田工場 / 関東物流センター / 福岡工場 / 静岡新社屋の4拠点すべてで、太陽光発電設備の運転がはじまった。

4拠点の年間発電量は約360万kWhで、これは一般家庭の約1000世帯分の消費電力に相当する。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用してすべて売却し、年間の売電金額は約1億4000万円になる見込みだという。

また同社は今後、電力小売事業の取り組みを進めるとしており、特定規模電気事業者の届出も完了している。この取り組みの第一歩として、2014年4月から、東京電力管内にある関東物流センターの太陽光発電設備で発電した電力を、東京電力管内にある同社グループの各事業所に供給する予定になっている。