米Jawboneは11月13日(現地時間)、ライフログバンドの新モデル「UP24」と、UPファミリー用のiOSアプリの新版「UP 3.0」を発表した。

UPではログデータをモバイルデバイスに転送するためにモバイルデバイスに接続しなければならなかったが、UP24はBluetooth SMART対応デバイスであり、iOSデバイスとワイアレスで継続的にデータをやりとりできる。例えば、UP 3.0アプリがリアルタイムのデータを基に、ユーザーが設定した目標を達成する手助けとなる情報を通知してくれる。

Bluetooth 4.0 BLEを搭載する「UP24」

本体サイズや重量は変わらないが、Bluetooth機能が追加されたことでUPでは最大10日だったバッテリーライフが最大7日になった。また現時点でUP 3.0アプリがiOS版のみのため、Androidデバイスとの組み合わせでは使用できない。色はオニキスとパーシモンの2色で、価格はUPよりも20ドル高い149.99ドルだ。

UP 3.0にアップグレードすることで、UPの使用体験も向上する。アクティビティログを通じて効率的に最近のアクティビティを確認できるようになり、簡単に修正を行える。例えば、睡眠トラッキング機能で就寝前にスリープ・モードに切り替えるのを忘れてしまったとしても、アクティビティログで睡眠と思われるアクティビティを指摘してくれる (スリープリカバリー)。また、「Today I Will」というユーザーの状況に応じて目標を提案する機能も加わった。例えば、連続して就寝時間が遅くなった場合、「午後11時前には寝ましょう」というような目標を立ててくれる。