JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月13日、Adobe Flash Playerに複数の脆弱性があるとしてアップデートを行うよう呼びかけている。

対象となるバージョンは、Adobe Flash Player 11.9.900.117とそれ以前のもの。攻撃者がこれらの脆弱性を悪用して細工したコンテンツを開いた場合、Adobe Flash Playerが不正終了するほか、任意のコードが実行される恐れがあるという。

Adobe Systemsでは、更新プログラムを提供しており、アップデートするように呼びかけている。最新のバージョンはAdobe Flash Player 11.9.900.152。

Windows 8用Internet Explorer 10とWindows 8.1用Internet Explorer 11については標準でFlash Playerが同梱されており、Windows Updateなどで最新のバージョンが更新プログラムとして提供される。

また、Google Chromeについても、標準でFlash Playerが同梱されており、Chromeのアップデートを行うことでFlash Playerが更新される。