LLVM is a robust system, particularly well suited for developing new mid-level language-independent analyses and optimizations.

LLVMのメーリングリストに、LLVMをコンパイラインフラストラクチャとして採用した新しいプログラミング言語「Leaf」を開発しているというアナウンスメールが「[LLVMdev]Announcing Leaf v0」として投函された。コンパイル時の最適化などはLLVMの機能をそのまま使うことができるため、新しいプログラミング言語の設計と実装に集中できるといった説明がある。

プログラミング言語Leaf自体の特徴は「Features — Leaf」のページから確認できる。動的に推測決定される型、タプル、安全で明示的な型変換、順序性を持たない宣言、クロージャなどの項目が紹介されている。現在初期開発段階にあり、機能は今後も拡張が続けられるものと見られる。特に型の扱いに関して特徴のあるプログラミング言語になっている。

LLVMはClangを代表とするようにC/C++/Objective-Cのコンパイラとしての側面を強く持っているが、LLVM上で開発されているプログラミングはこれだけに留まらない。さまざまなプログラミング言語がLLVMをコンパイラインフラストラクチャとして活用しながら開発されている。