デジタルガレージはこのほど、電通、サイバー・コミュニケーションズ(cci)、アサツー ディ・ケイ(ADK)と共同で、企業のマーケティング活動を最適化するデータサイエンス事業を開始することを発表した。

データサイエンス事業のイメージ

このほど開始するデータサイエンス事業では、デジタルガレージの決済データと、グループ会社であるカカクコムの購買行動データ、主要株主である電通グループの広告関連データを融合して加工、分析することで、企業における顧客コミュニケーションの最適化をはかるという。

この事業の開始にあたって4社は、2006年8月に合弁で設立したCGMマーケティングの社名を「BI.Garage」に変更している。CGMマーケティングはこれまで、ブログやTwitterなどのソーシャルメディアを対象に、媒体社と広告会社をつなぐメディアレップ事業を中心に事業を展開してきた株式会社で、今後はそのノウハウを活用し、さらなる事業拡大を行うとのこと。

なお、新しい社名であるBI.Garageには、データを戦略的にビジネスに活用する「Business Intelligence」という意味が込められているという。