「第38回府中刑務所文化祭」を開催

府中刑務所は11月3日、「第38回府中刑務所文化祭」を開催する。

約1万2,000点の作業製品を展示・販売

同イベントは、刑務所の矯正行政の広報活動の一環として行われるもの。今回で38回目の開催となる。

会場では、全国68の刑務所、少年刑務所などから出品された約1万2,000点の作業製品の展示・販売を行う。高額製品としては「リビングボード花梨」(大阪刑・50万円)、安価なものでは「メモ帳」(鹿児島刑・45円)などが出品される。

また、俳句や絵画などの受刑者の作品展示、刑務作業の実演・体験コーナー、お囃子(立川お囃子保存会)や阿波踊り(小金井阿波踊り研究会「蛍」)、府中刑務所職員のバンド演奏などのステージも用意。一日所長を務める歌手・島谷ひとみによるテープカット/民間協力者の表彰も予定されている。

そのほか、10店舗以上の「味覚の模擬店」、被収容者の給食用パンや麦飯定食の販売、所内見学「プリズンアドベンチャーツアー」など、様々なイベントを実施する。

開催日時は、11月3日 10時~15時。会場は、府中刑務所庁舎前一帯(東京都府中市晴見町4-10)。なお、各種イベントは変更となる場合がある。