「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」パッケージには、ガリガリ君とクレアおばさんの姿が

赤城乳業は29日、「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」を全国にて数量限定で発売した。昨年のコーンポタージュ味と同様、「溶かしたらどうなるか」が発売前から話題になっていた同商品。早速、様々な食べ方を試してみた。

食べやすいアイス

まずはそのまま一口。おなじみのガリガリ君の食感だが、確かにシチューの味がする。全体的には甘くクリーミーで食べやすいが、オニオンとブイヨンの香りや、フリーズドライになったジャガイモの存在を感じるたびに「これはシチューなのだ」と実感。シチューとアイスというと異色の組み合わせに聞こえるが、シチューの持つクリーミーさがアイスと相性が良いのか、予想以上に食べやすかった。

見た目は白いアイス

シチュー風味のミルクに

次に、常温で置いて溶かしてみる。溶かしている途中で、柔らかくなってきた同商品を棒でつついたところ、かき氷みたいになったので、味見してみた。カキ氷のようにふんわりシャクシャクとした食感だが、今のところ、味に変化はなさそうだ。

断面の様子

崩すとカキ氷のように

待つこと10分弱。白くてとろっとした液体になった。食べてみると、予想よりも甘くてミルク感が強い。シチューというよりは、シチュー風味のミルクといった印象。フリーズドライのジャガイモは形をとどめているが、ほろほろと口の中で崩れる食感になっていた。

ジャガイモが残っている

そのままが一番シチューに近い

最後は電子レンジで温めてみた。フリーズドライのジャガイモが浮いて、ジャガイモのスープのような見た目だ。湯気がシチューの香りだったので、期待を膨らませて食べてみると、予想よりも甘さが強くなっている。口当たりは甘くまろやかでホットミルクのようだが、オニオンとブイヨンの風味は強く残っている。溶かしたときの「シチュー風味のミルク」という味わいが強化された状態だ。

スープのような見た目に

今回、アイス・溶かした状態・温めた状態の3段階を試してみたが、アイスから遠ざかるに従って、シチュー味からもどんどん遠ざかっていく結果となった。どうやらそのまま食べるのが一番おいしく味わえるようだ。