日本漢字能力検定協会は11月1日から、今年一年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」の募集を開始すると発表した。

「今年の漢字」は12月12日の漢字の日にあわせて、一年を象徴する漢字一字を公募して発表するイベントで、漢字に対する興味・関心の喚起を目的に1995年から毎年実施されている。今年も12月12日に、京都の清水寺の森清範貫主によって、応募が最も多かった漢字一字が和紙に書かれ、翌日から年末まで一般公開される。

応募は専用サイトやハガキで受け付けるほか、書店をはじめ全国110ヵ所以上に応募箱が設置される。

募集期間は12月5日までで、応募者のなかから抽選で選ばれた100名に、図書カードや漢検オリジナルグッズが贈られる。なお今年は、中国 / 台湾 / ベトナムにも募集箱が設置される。

過去の「今年の漢字」