Sophos nakedsecurityにセキュリティ犯罪に関する記事「Cyber criminals have no borders, so neither should we」が掲載された。国といった区切りがあってもサイバー犯罪には国境がないため、各国政府やセキュリティベンダはそれぞれが個別に対策をとることは実質的に困難であり、お互いが協力してサイバー犯罪へ対応していく必要があるという内容になっている。

近年、各国の政府や機関はサイバー犯罪に対応するための機関や組織の設立、サイバー犯罪に対応していくための教育プログラムや情報共有などの取り組みを進めている。しかし、インターネット経由で実施されるサイバー犯罪には既存の国境という概念を適用しにくいところがある。政府が自国だけで対処することは困難であり、各国政府や多国籍に事業を展開しているセキュリティ企業などが協力する必要がある。