まぁこの程度のミスは以前のSiriに比べれば誤差レベル。担当編集がちょいちょいっと直してくれるだろう。

進化した「行くぞー」を搭載したAQUOS PHONE! 勇ましいけど、違う!

……ここへきて、Siriの弱点がはっきりと見えてきた。人名や地名といったポピュラーな名前以外の固有名詞に弱いのだ。特に今回の原稿では新製品の型番の認識率が非常に低い。とはいえ、これは仕方ないことだと思う。だって型番なんて、そもそも人間の側もあまり正確に覚えていないんだもの。それよりも「AQUOS PHONE Zeta」の「Zeta(ぜーた)」を毎回正確に表示できていることを褒めるべきだろう。

修正しようかとも思ったが、時間がないので続きを書くことにした。なぁに、担当編集が何とかしてくれるさ。

謎の「また明日」

ここで重大なミスをやらかした。「また……」と続けようとして、「ゴホゴホッ」と咳き込んでしまったのだ。しまった! と慌ててSiriを見ると「また明日」と入力されていた。どういうことだ。

……一瞬、「ゴホゴホッ」という部分を何かの間違いで「明日」と認識したのかと思ったが、ふと思い立って「また」と手動で入力してみると、予測変換に「明日」が出てきた。これか!

きっと音声が聞き取れなかったため、Siriが気を遣って補完してくれたのだ。かわいいやつめ!

思ったよりもずっと優秀だったSiri

ま、ミスは誰にでもあるものだし、気にせず進めていこう。その後は比較的順調に音声認識が進み、原稿が終了した。喋るだけなので手を動かすよりも明らかに速い。それに入力中は画面を見なくてもいいので、歩きながらiPhoneを見るという最近問題になっている危ない行動を取らなくても済む。意外と有用なんじゃないか、これ。

メールでサクッと送信