Googleの数々のアプリを、5分で理解できる程度にざっくりと紹介していこうというこの企画。すでにご紹介したアプリもそうだが、Googleは多彩なサービスを1社で提供しているだけに、同社の各アプリやWebサービスとのスムーズな連携が実現されているのも特長だろう。第6回目の今回は、そんなアプリ間連携が光る「My Tracks」と、高機能な音楽プレーヤーである「Google Play Music」をご紹介したい。

"移動"をトータルに管理する「My Tracks」

あらゆる移動の記録を残せる「My Tracks」

「My Tracks」は、ランニングやウォーキング、自転車やクルマなどでの移動の記録・管理に使えるアプリだ。端末のGPSや加速度センサーなどを活用し、スタートからゴールまでの走行距離、移動ペース、移動速度のほか、地図上への移動経路のプロット、移動経路の標高差、勾配なども記録できる。

移動時における標高と速度の推移をグラフで表すこともでき、坂の有無と移動ペースの上昇・下降の関係を視覚的に把握可能。ランニングやウォーキングなどのトレーニングの管理に役立てられるだけでなく、自転車やクルマによる移動状況をライフログ的に残していくのにも便利に利用できる。

移動中でもリアルタイムに地図上に移動経路をプロットできる

移動経路の標高、移動ペースの推移をグラフで把握

統計情報として距離や速度、ペースなどさまざまな情報を表示可能だ

Google Earthと連携し、移動の様子をリアルな衛星画像の上で再現

Google Earthと連携することで、リアルな衛星写真のマップ上で移動の様子をアニメーションで再現できるのも面白い。また、Google ドライブと連携し、記録データを随時自動アップロードしていく機能もある。この機能を活用すれば、PC上でも移動経路などをチェックして、エクササイズや移動に関わる記録を大画面のPCで容易に整理できるようになるはずだ。

Google ドライブに記録データをアップロードした後は、Google マップなどに読み込んで詳細に経路を閲覧することもできる

あくまでも"移動"に的を絞ったアプリのため、その移動の経路やペースなどを中心にチェックできるインターフェースになっている。スポーツやフィットネスなどの用途でほしくなる消費カロリーと運動量(METs/EX)の情報表示はできないが、無線通信規格であるBluetoothまたはANT+に対応した別売りのハートレートセンサーと組み合わせれば、心拍数などを記録することも可能だ。

よく走ったりドライブする人に大いに使ってほしいアプリだが、運動する時間が取れない忙しいビジネスマンも、毎日どれだけの距離を歩いているのかチェックして、健康的な生活を送るのに少しでも役立ててみてはいかがだろう。