押井守氏の新刊「仕事で必要なことはすべて映画で学べる」

日経BPは、「機動警察パトレイバー」シリーズなどのアニメ映画で知られる映画監督、押井守氏の新刊「仕事で必要なことはすべて映画で学べる」を10月15日に発行する。価格は1,680円。

会社に使い倒されないための9の心得を紹介

同書のテーマは「組織におけるビジネスパーソンの処世術」。組織の中で自己実現を図るためにはどうすればいいのか、会社に使い倒されず、生き抜くために必要なものはなにか、使えない部下を動かすコツなど、ビジネスパーソンが直面するさまざまな難題に役立つ処世術を、9つの名作映画を通してひもといていく。

例えば自身の手掛けた「機動警察パトレイバー2 the Movie」(第4話)では、使えない部下を働かせる究極の手を紹介。ほかにも、サポタージュこそサラリーマンの最終兵器として「プライベート・ライアン」(第6話)を、勝てるチームの絶対条件として「ロンゲスト・ヤード」(第9話)などの作品とともに仕事術を紹介している。

さらに、米国シカゴで創立された経営コンサルティング会社、A.T. カーニー日本代表の梅澤高明氏との対談も実現。「自己実現は社会との関わりでしか達成できない」というテーマで語り合っている。