NTTドコモは10日、3日間のロングライフバッテリーをウリにしたAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」(シャープ製)を発表した。事前予約受付は本日よりスタート。発売は11月上旬の予定。

AQUOS PHONE ZETA SH-01F

AQUOS PHONE ZETA SH-01Fは、省エネ性能を進化させた「IGZO」ディスプレイ搭載の5インチサイズAndroidスマートフォン。独自エンジン「FEEL artist」、3,000mAhの大容量バッテリー、「エコ技」機能をあわせて、3日間のバッテリーがもつという。

バッテリーの持ち時間については、一般に想定されるスマートフォンの一日の利用時間から算出したもの。ウェブ閲覧等を約40分、メールや電話を約20分、ゲームや動画、音楽を約15分、アラームなどその他を約5分と、一日あたり計80分の利用で3日以上もつとしている。ディスプレイは省エネ性能を進化させただけではなく、新開発のカラーフィルターと高輝度LEDにより、明るさと画質も進化。ワンセグより高画質なフルセグ、スマートフォン専用番組を楽しめるNOTTVにも対応する。

カメラはF値1.9の明るいレンズを採用し、薄暗い場所での撮影にも対応。さらに新開発の「Night Catch」により、レストランやカラオケルームなどの暗い部屋での撮影もフラッシュなしで撮影可能にするという。機能面では、約0.5秒の速さで被写体を瞬時に撮影できる高速オートフォーカス、ズームしても美しい写真が撮れるという美ズーム(16倍)などを搭載する。アルバム機能も進化しており、Googleカレンダーに登録されたイベントがあれば、自動的にそのイベント名でフォルダへ振り分けたり、顔認識エンジンで写真を自動的に人物ごとにフォルダへ振り分けたりすることができる。

主な仕様は次のとおり。OSはAndroid 4.2、CPUは2.2GHzクアッドコアMSM8974、RAMは2GB、ROMは32GB。外部メモリはmicroSD(2GB)/SDHC(32GB)/SDXC(64GB)に対応。ディスプレイ解像度は1080×1920ドット(フルHD)。カメラの有効画素数はメインが約1630万画素、サブが約210万画素。LTE通信は下り最大150Mbps、LTE通信の対応周波数は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800Mhz。FOMAハイスピードは下り14Mbps。Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0対応。赤外線通信には非対応。IPX5、7の防水性能も備える。

サイズ/重量は約(H)141×(W)70×(D)8.9(mm)/約139g。カラーはネイビー/ホワイト/レッドの3色。バッテリ容量は3,000mAh。LTE連続待受時間は約580時間、3G連続待受時間は約700時間、GSM連続待受時間は約590時間、連続通話時間は3Gの場合で約910分。

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