レアジョブ、ハイホー、NTT西日本は9月30日、レアジョブが提供するオンライン英会話レッスンの利用拡大に向けて、10月1日より協業を開始することを発表した。

協業の内容は、NTT西日本が提供する「フレッツ光」を通信回線として活用し、音声や動画など向けに安定した通信環境を実現するとともに、PCやアプリケーションの設定サポートをハイホーが提供することによって、IT機器などの扱いが苦手なユーザーにも簡単かつ快適にオンライン英会話レッスンが利用できるようなサービスを提供するという。

レアジョブは、無料のインターネット通話ソフトSkypeを使用し、フィリピン人講師とのマンツーマンオンライン英会話レッスンを提供している。これまでは、安価な料金や柔軟な受講時間設定が受け入れられ、20~40代のビジネスパーソンを中心に受講者が拡大していたが、シニア層などのIT機器に不慣れな層の取り込みについては課題が残されていたという。

一方、ハイホーは、インターネット接続サービス「hi-ho」を通じ、付加価値の高いタブレットデバイスの販売、コンテンツサービスやセキュリティサービスの提供など利用環境を充実することで、ユーザーのライフスタイルやニーズにあったサービスの提案・普及に取り組んでいる。その中で、ITに不慣れなユーザーでも安心して使えるように、PCやインターネット接続の設定サポートを実施している。

またNTT西日本は、「"光"。ひろがる。ひびきあう」をコンセプトにさまざまなビジネスパートナーとの協業を通じて「フレッツ光」を活用したライフスタイルを創出することによって、ユーザーに対して新たな価値を提供すべく取り組んできたと述べている。

こうした各社の取り組みを踏まえたうえで、3社が持つそれぞれのノウハウ・強みを融合することによって、従来よりも簡単かつ快適なオンライン英会話レッスンを提供できるとして、協業の合意に至ったという。