小学館は、に伴い漫画家の有志たちが同社ビルの壁面などに描いた"ラクガキ"について、特設Webサイト「ありがとう!小学館ビル ラクガキ大会」での公開を開始した。

小学館ビルの"ラクガキ"大会に参加した藤子不二雄(A)(左)、浦沢直樹(右)

藤子不二雄(A)と浦沢直樹のツーショット

このたび写真で公開された"ラクガキ"は、「小学館ビル」の取り壊しに伴い、藤子不二雄(A)や浦沢直樹、ゆうきまさみなど同社ゆかりの漫画家有志たちが、ビルの壁面や窓ガラスに描いたイラストのこと。漫画家たちが自身の作品のキャラクターや小学館の有名作品のキャラクターを自由に描いたことが話題となり、公開期間中はビルの外からイラストを鑑賞しようと多くの人が多く訪れ、8月24日・25日に開催された観覧イベント「ありがとう!小学館ビル ラクガキ大会」には8,000人を超える来場者が詰めかけた。

島本和彦

ゆうきまさみ

"ラクガキ"大会には総勢108名の漫画家が参加した

また、同Webサイトでは現在小学館ビルの1階に描かれた"ラクガキ"の写真が、個別のイラストおよびパノラマ写真にて多数掲載されている。このほかにも、同ビルの「B1階」、「階段」、「6階」に描かれた"ラクガキ"が、10月中旬に公開予定となっている。ちなみに、同社のマンガ情報サイト「コミスン」には"ラクガキ"大会の開催経緯や当日の模様、参加した漫画家たちの感想などが掲載されている。