Alteraは9月25日(米国時間)、28nmプロセスを採用した同社のハイエンドデバイス「Cyclone V SoC」の量産出荷ならびに、ミドルレンジデバイス「Arria V SoC」のエンジニアリングサンプルの出荷を開始したと発表した。

2製品共にARM Cortex-A9 MPコアを搭載し、Cyclone V SoCはコマーシャル・グレードで925MHz、オートモーティブ・グレードで700MHz、Arria V SoCはインダストリアル・グレードで1.05GHzで動作が可能。

量産出荷を開始したCyclone V SoCは、8万5000および11 万ロジック・エレメント(LE)相当のロジック集積度を備えるデバイスで、トランシーバ搭載品を含む3種類(SE、SX、ST)の利用が可能だという。

一方のArria V SoCは46万LE相当のロジック集積度を備える最大集積度の製品がエンジニアリング・サンプルとして提供されているという。