マカフィーは9月18日、「インターネット検索で最もリスクの高い有名人2013」のランキングを発表した。この調査は、ポップカルチャーで有名なハリウッドの俳優やミュージシャン、コメディアン、パーソナリティを対象として2007年より行われている。

ランキング1位は、「白雪姫と鏡の女王」や「The Mortal Instruments: City of Bone」に出演した女優のリリー・コリンズ。検索で「Lily Collins and free downloads」、「Lily Collins and nude pictures」、「Lily Collins and fakes(偽物)」、「Lily Collins and free app downloads」といった用語を利用すると、14.5%以上の確率でオンライン脅威に遭遇する危険性があるという。

2位には歌手のアヴリル・ラヴィーン、3位は女優のサンドラ・ブロックが入った。上位10名中、9名が女性で、2年連続で女性有名人の方が男性よりも検索する上で"危険"とされている。なお、唯一トップ10にランクインした男性は俳優のジョン・ハムとなっている。

昨年1位のエマ・ワトソンや2位のジェシカ・ビール、6位のミーガン・フォックスは、上位50名のランキング外となった。

インターネット検索でリスクの高い有名人トップ10

リリー・コリンズ(Getty Images/David Livingston)

ほかにも、上位50名のうち17名がミュージシャンで、特に若い女性ポップスターの名前を検索する場合はリスクの高いWebサイトが多いとマカフィーは指摘している。

同社では「安全対策として、公式コンテンツプロバイダーからのダウンロードを勧める。また、『free app download(無料アプリダウンロード)』『nude pictures(ヌード写真)』といった検索用語は危険なサイトが多く、マルウェアに注意が必要」と呼びかけている。

なお、2012年にはエマ・ワトソン2011年にはハイディ・クルムが同ランキングで1位となっていた。