Facebookページの「タイムライン」をちゃんと説明できますか? 「ニュースフィード」との違いは? Facebookページの担当になった新人マーケターのあゆみちゃんと一緒に、実際に運用してみると意外に曖昧なFacebook関連知識を再確認して、Facebookページの運用成果を向上させましょう。

タイムラインの構成

タイムラインとは、いわば管理しているFacebookページの歴史。開設から現在までに投稿したテキストや写真、イベントなどが蓄積されています。Facebookページのメインであり、すべてはタイムラインへの投稿から始まります。 タイムラインを構成するものは次の通りです。

(1) 管理者用パネル
ページの管理人に表示されるメニューで、設定やファンのアクションが確認できます。

(2) カバー画像
ページの看板となる画像です。

(3) プロフィールアイコン
ファンのニュースフィードに表示される、ページの「顔」です。

(4) 基本データ
Facebookページの概要を説明する部分です。

(5) 写真/いいね!数+アプリタブ
トップに表示できるタブは4つまでです。

(6) ハイライト表示の切り替え
「ハイライト」、「ページの投稿」、「他のユーザーの投稿」に切り替えられます。

(7) 投稿の「トップ固定」
キャンペーンやイベント告知など、一定期間目立たせたい重要な投稿は、トップに固定しておくのが便利です。ページに訪れたファンが一番に目にする投稿になります!

(8) ユーザーからの最近の投稿
ユーザーからページへ投稿があると表示されます。

(9) いいね!(お気に入りのページ)
Facebookページとして他のページにいいね!をしていると、表示されます。

(10) ハイライト表示
「トップ固定」とともに、ハイライト表示も上手く使い、タイムラインにメリハリを付けましょう。

 

数か月前、1年前など過去の投稿を見るには?

投稿が蓄積されていくと、古いものは下の方に流れていってしまい、数日前の投稿でもスクロールしていかないと表示されません。ひと月前、1年前など、大きく日が開いた過去の投稿に遡りたい際は、ページ右上に表示されている「年月」をクリック。 ここから、該当する年や月を選べば、その頃の投稿に飛ぶことができます。

「大事な出来事」機能を使い、ブランドストーリーを語る

タイムラインは時系列に沿って写真やテキストが表示されます。「開業」や、かつて開催された大きなイベントなど、現在よりも過去の日付を設定し投稿することも可能です。

例)

投稿入力欄の右上にある「クーポン、イベントなど」から「大事な出来事」を選ぶと設定できます。

ニュースフィードとの違い

混同されがちですが、「タイムライン」と「ニュースフィード」は別物です。

ニュースフィードとはユーザーとしてFacebookを開いたときに、友達やいいね!をしているページによる近況(ニュース)が表示され、流れていく部分。 ユーザーがFacebookで最初に目にする「ニュースフィード」には、友達の投稿を中心に、ユーザーが欲しい情報が分単位、秒単位で届き更新されていきます。

最近、個人のニュースフィードに表示するFacebookページからの投稿を選択するアルゴリズムを改良したと発表されました。 この改良は、ユーザーがシェアやいいね!をしたくなる、高品質なコンテンツは優先的にニュースフィードに表示されるというもの。

※News Feed FYI: Showing More High Quality Content
https://www.facebook.com/facebookforbusiness/news/News-Feed-FYI-Showing-More-High-Quality-Content

自社のFacebookページのタイムラインでの見え方だけでなく、個人のニュースフィードでも埋もれず目を引く、「話題にしてもらえる投稿」を意識しましょう!

イラスト

速瀬 みさき

1993年よりホラー誌デビュー。漫画家として活動しながらエッセイ、イラスト、デザインなども手掛ける。近著コミックスは、メイド喫茶にバイトで潜入取材漫画。広告代理店勤務の夫を持ちながらも、マーケティングなにそれ?状態で執筆中!

公式サイト : http://www.nanacom.com/
Facebookページ : http://www.facebook.com/hayase.mi
用語解説:ソーシャルメディアマーケティングラボ

関連記事

【ファンのアクションを生む】Facebookページ投稿での”もうひと押し!”を手助けする超簡単な4つの方法☆

Facebookページタイムライン化が企業に与えたインパクトとは?押さえておきたい3つのポイント

Facebookページへのタイムライン導入で考えておきたい4つのこと