キヤノンは、"置き撮り""自分撮り"をコンセプトにしたビデオカメラ「iVIS mini」を17日にキヤノンオンラインショップで限定発売する。専用アプリを使うことで、スマートフォンからカメラのリモート操作、映像チェックなどが可能。予約受付は10日正午より開始、価格は2万9,800円。

iVIS mini

スタンド利用時

同製品は、ダンスや演奏、室内パフォーマンスやクッキングなどで"置き撮り""自分撮り"が楽しめるビデオカメラ。対角約170度(静止画撮影時、動画撮影時は対角約160度)のワイドアングルレンズを搭載し、スタジオやカフェなどの狭い空間でも隅々まで撮影でき、遠近感が強調された映像を撮ることが可能。

ワイドアングルレンズで独特の歪みも楽しめる

また、最大で約60度まで自立する内蔵スタンドにより、様々なアングルからの"置き撮り""自分撮り"が楽しめる。このほか、180度左右を反転させた記録/再生、最大4分の1倍速のスローモーション、最大4倍速の早回し再生、一定感覚ごとに動画や静止画を撮影して、連続する動画として再生可能なインターバル記録も搭載する。さらに画面中央部を切り出して、ゆがみの少ない画角で撮れるアップ撮影にも対応する。

画面中央部の切り出しも可能

撮影場所も選ばず、約1,280万画素のCMOSセンサー、映像処理プラットホームDIGIC DV 4の連携による「HS SYSTEM」の採用により、暗い室内でも解像感が高くノイズを抑えた映像が残せるという。

また、専用アプリ「CameraAccess Ver2」を使うことで、スマートフォンやタブレットからライブビュー映像のチェックやリモート撮影が可能。アプリはGoolge PlayおよびApp Storeから無料でダウンロードできる。

リモートブラウズ機能もあり、撮影した映像をワイヤレスでタブレット端末やパソコンで楽しむことも可能。アプリは不要でウェブブラウザ上で再生や保存が行える。iOSでは動画の保存は不可。ただし、iOS端末では、無料の専用アプリ「Movie Uploader」を使って映像をスマートフォンやタブレット端末に転送可能。FacebookやYouTubeなどのSNSにその場でアップロードできる。