去る8月3日に早稲田大学(早大)が実施したオープンキャンパスにて、同大学がこれまで開発してきたロボットの数々を展示しているRTフロンティアもオープンし、かつて同大にて開発された15台以上のロボットたちも公開された。それらのロボットたちを拝見し、体験できるものは実際に体験させてもらってきたので、その模様をお届けする(画像1)。

画像1。RTフロンティア。定期的に一般の人を対象にしたイベントも行われている

RTフロンティアは、世界最高水準の「人とロボットテクノロジー(RT)の共生」教育研究拠点として同大学が設立した「グローバル ロボット アカデミア」の活動拠点であると同時に、一般向けの展示やイベント施設としての機能も持つ。2009年5月のオープン当初は新宿の大久保にあったが、現在は西早稲田の同大学の29-8号館の1階に入っている。

去る7月29日に実施された講演会「情報・機械系融合ワークショップ・GCOE報告会」で実施された研究室見学ツアー(記事はこちら)で拝見した現役のロボットたちは、各研究室でさまざまな研究に利用されているため、さすがに今回は展示されていないが、その時の記事で画像と動画でしか紹介していなかった「アイちゃん」こと情動表出ヒューマノイドロボット「WE-4RII(Waseda Eye - No.4 Refined II)」の実機なども展示されていた(画像2)。