熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

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●「ブラマヨ吉田敬、14歳年下の花嫁をゲット」【ミヤネ】

吉本きってのブサイク担当・吉田が電撃結婚。「みなさまのおかげで、僕の中で最高の女性と結婚することができました。今の気持ちはニンマリ!」とコメントを発表した。相手は8年前に合コンで知り合った14歳年下の元看護士。1年4カ月前に、「人生初の同棲」と報道されていた女性と順調に愛を育んでいたのだ。交際は2年前からで、お腹に子どもを授かっているという。

ちなみに、3年前に結婚した相方・小杉竜一の相手も、14歳年下の元歯科助手で授かり婚。つまり「相当年下の白衣好き」ということか。女性の趣味まで仲よしコンビらしい。

●「安藤美姫のスポンサーに『YES高須』」【ノンストップ】

美容整形の高須クリニック院長・高須克弥氏が、極秘出産で渦中の安藤美姫に助け舟を出した。「イメージキャラクターとして契約しました。YES! 美姫ちゃんを応援します」とコメントし、さっそくアイスショーの応援に駆けつけた高須院長。さらに、「(娘のひまわりちゃんは)ニコニコしてて、愛想がよすぎるくらい。(安藤さんは)すごく幸せそうに子育てしている感じです」と愛娘の様子も明かした。

資金難に悩む安藤への契約金は3000万円で、要望があればさらにサポートするという。ツイッターで「僕はシングルマザーフェチ」と明かすなど、どこまでも味方になるようだ。美容整形の大手だけに女性に優しいイメージは大切なのだろう。

●「ノンスタ井上が公開キス! 会場は悲鳴」【スッキリ】

NON STYLE井上裕介が、初の著書『スーパー・ポジティブ・シンキング』出版イベントを行った。握手会を行ったのだが、予想に反して盛況。さらに本人発案でファン1名にキスをプレゼントするという……。選ばれた女性とのキスは、頬だったものの、10秒を超える長いものだった上に、途中で目を開けるなどキモさ全開。囲み取材でも、「行きたいデートは、その彼女が元彼といったスポット。元彼との思い出を僕が超えて、彼女の思い出ランキング1位になる」「恋愛とは美術館。1枚の絵画でも見る人によって感じ方が違う」。そのキャラは、すっかり円熟期に。

●「矢口真里が激変。ついに記者の呼びかけに応じた」【ミヤネ】

泥沼不倫騒動から3カ月。芸能界復帰のXデーが取りざたされる中、ついに矢口がコメントを発したという。8月下旬、外出先から帰宅した矢口は、都内の自宅マンション前で週刊誌の記者に声をかけられた。サングラスに帽子姿でほぼスッピンの矢口は、二重アゴになるなど激太りし、別人のようになっていたらしい。「自宅に引きこもってゲーム三昧で、母親が差し入れる肉や酒を飲み食いしまくっている」という報道は本当だったのか。

記者の「もう元気になられたんですか? ファンにひと言でも」という呼びかけに、立ち止った矢口は、わずかに微笑んで「大丈夫です。元気です。ご心配かけてすみません」と返事。これは芸能人としてのプロ意識か、それとも復帰に向けた布石の1つか。一方、宮根誠司は、「復帰しないのなら、ここまで追いかけられるのはお気の毒」と他人事だった。

●「ともちん、涙の卒業。『普通のデートがしたい』」【PON!】

AKB48の板野友美が、原点である秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。2005年に14歳で一期生メンバーになってからの8年間を振り返り、「いろいろあって、辞めようかと思ったこともあったけど、こんなに多くの人に祝福されて幸せ」とさわやかな表情。今後については、「夢がたくさんあるし、いろんなことに挑戦して、いろんな可能性を見つけたい」と語った。さらに、恋愛解禁について聞かれると、「恋愛って『恋したい』と思ってもできるわけじゃないので、いい方がいたら。『辞めたからすぐに』っていうのはない。普通のデートがしてみたい」と率直かつ優等生コメント。

一方、ひと足先に卒業した番組レギュラーの篠田麻里子は、「メールが来て、『これからもお姉さんとしてよろしくね』って。ずっと『ソロの歌手になりたい』と言っていたので(卒業で)ソロデビューですね」と秘話を披露。ファン層も活動のフィールドもかぶることはなさそうだ。

●「藤圭子さんと対面。宇多田ヒカル9歳の歌声誕生秘話」【スッキリ】

母・藤圭子さんが亡くなって5日。父・照實氏とともに母の遺体と対面したヒカルは、自らの手で母の棺を車へ。助手席に乗ると白菊の花束を抱え、終始うつむき沈痛な表情で火葬場へ向かった。

番組は親子の絆を示す一枚のアルバム『STAR』に注目。20年前に圭子さんとヒカルが歌い、照實氏がプロデュースした作品で、10曲中2曲を9歳のヒカルが歌っていた。これは圭子さんの強い意向であり、自らヒカルに歌唱指導をしていたという。さらに、圭子さんが書いた詞の中にはヒカルを思うものが多かった。

それにしても、ヒカルの歌声はとても軽やかで、リズムと音程を外さず、9歳とは思えない。また、ジャケットにはヒカルのイラストを使用していたが、このアルバムは400枚しか売れなかったらしい。

しかし、圭子さんの「ヒカルに自分がやりたかったロックで成功して欲しい」という思いは5年後に成就する。デビュー曲の『Automatic』は250万枚の大ヒット。ヒカルは母の訃報に「母の娘であることを誇りに思います。出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしたが、その絆は想像以上に強いものだった。

●「カメレオン俳優、綾野剛の素顔『自分に興味がない』」【とくダネ】

この2年間で実に19本もの作品に出演。一躍トップ俳優となった綾野だが、自分の成功には興味がないらしく、「作品が評価されて欲しい。だから役名で呼ばれるのがすごくうれしい」という。

2000年の春に上京。「6畳以下の部屋でした。上京したのも、『俳優になろう』と思ったのではなく、誰も自分のことを知らない場所に来たかっただけ」と当時を振り返る。しかし、演技の話になると、その口調がヒートアップ。「忙しくなるとアウトプットばかりでインプットできないので、想像力を駆使して役作りすることが著しく遅くなる」「僕は人から影響されることが恥ずかしくないし、怖くない」「(綾野剛の名で)テレビに出るのは全部やめたい。放送中、公開中の作品に説得力がなくなってしまうのが怖い」と語った。相当アツイ人なのだ。さらに、「綾野剛という人間は必要ないし、興味がない。役を演じているときしか、生きている実感がない」とまで言い切ってしまった。だからこそのカメレオン俳優か。

●「安達祐実、前夫・井戸田と同居解消。新恋人か」【ミヤネ】

来月2日に初のセミヌード写真集『私生活』を発売する安達。一昨年9月には、前夫の井戸田潤と再同居報道もあり、「再婚間近か」とも言われていたが、昨年5月に家を出たという。そして、ここに来て新恋人報道が流れた。その相手は人気カメラマンのA氏で、安達は「彼にならどんな姿も見せられる」と話していたらしい。

さらに、新恋人について移動中に直撃された安達は、「答えられないというか……別にそういうことではないですが。セルフプロデュースでやっているので、行き来はたくさんあるんですけど、それ(交際)はないですし、(『一緒に住んでいる?』と聞かれ)いやいやいや、まさか」と否定した。写真集の発売間近だけに、宣伝臭プンプンだ。

●「今キテる! ガールズバンドが生ライブ」【スッキリ】

「今、ガールズバンドがアツイ」らしい。ねごと、SCANDALらを中心にメディアをさわがせ、フェスに呼ばれまくっているという。

番組は注目のニューカマーを紹介。1組目は昨年2月デビューの赤い公園。平均年齢20歳の4人組バンドで、ギターの津野米咲がSMAPにシングル『JOY!!』を提供したことで一躍脚光を浴びた。2組目は昨年12月デビューのSilent Siren。読者モデルが集まって結成し、早くも1500人のワンマンライブを成功。さらに、最新シングルがオリコン10位を記録するなど、ハンパない勢いなのだ。テリー伊藤は「かわいいね~」と絶賛。「王道ガールズポップ」のようだが、最大の魅力はビジュアルか。


今週、AKB48の板野友美と秋元才加が卒業。ワイドショーでは繰り返しその様子が放送された。前田敦子が卒業したのもちょうど一年前だけに、8月末はAKBの卒業シーズンとして定着していくのか。このところ高橋みなみが、「もっと早くに卒業をしておけば良かったかな……と思うことも正直ありました」。小嶋陽菜も「もし私が卒業したら、(中略)そのときは(華のある板野に)駆けつけてほしい」と卒業を意識させるコメントが相次いでいる。最近スキャンダルこそないが、来年夏までに主要メンバーの動きがあるかも。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など