アイ・ユー・ケイ(以下、IUK)は、同グループのインテックが開発したログの統合管理を実現するソリューション「快速サーチャーLogRevi(ログレビ)」を、日本IBMの協力のもと、IBMのサーバ「PureSystems」上で仮想アプライアンス化した「LogRevi for PureSystems」を8月26日より提供を開始すると発表した。

「快速サーチャーLogRevi」サービス概要

快速サーチャーLogReviは、企業内に存在するさまざまなログを取込み、高速検索・閲覧・レポーティングを支援するソフトウェアで、セキュリティ事故が発生したときの原因調査やログ分析による業務改善など幅広いログ活用を実現する。

今回発売した「LogRevi for PureSystems」は、仮想アプライアンスとして、仮想化環境で稼働するログの統合管理ソリューションで、企業のシステム内に点在するさまざまなログを管理し、大量のログの中から、誰が、いつ、どのような操作をしたかを把握し、迅速な対応を支援する。

また、仮想アプライアンス化しているため、オペレーティング・システムと必要なミドルウェアをパッケージ化してあらかじめ設定や構成を最適化。そのため、通常約5時間かかるログレビの構築を、約20分で終えることができ、スムーズに統合ログ管理環境を構築することができる。

仮想アプライアンス化については、日本IBMの技術支援のもと、IUKが専用ツール「IBMR Image Construction and Composition Tool(ICCT)」を用いて、仮想マシンの標準的な形式「Open Virtualization Format(OVF)」に変換し、設定や構成、稼働確認を行った。