日本科学未来館は8月23日、8月27日に鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所にて打ち上げが予定されている宇宙航空研究開発機構(JAXA)とIHIエアロスペースが開発した小型人工衛星打ち上げ用固体ロケット「イプシロン」の打ち上げに合わせた特別イベントを8月25日から9月23日の期間実施すると発表した。

同イベントは、現在、未来館にて開催されている企画展「サンダーバード博」との連動イベントとして実施されるもの(イプシロンロケットは宇宙開発の新時代をもたらす新型ロケットとして、同企画展内での紹介も行われている)。

写真家の西澤丞氏が、部品の製作から完成までを完全密着して撮影した構造美あふれる写真スライドショーた、内之浦宇宙空間観測所で行われた最終組み立ての様子を記録した貴重な映像なども交えた、イプシロンロケットメイキングシーンが大型モニターで上映される。

上映場所は、未来館1階インフォメーションロビーで、上映時間は10:00~17:00の各15分ならびに45分(約5分間)となる。入場料金は無料で、イプシロンロケットの打ち上げ日である8月27日には、打ち上げの様子をJAXAが配信するライブ中継をパブリックビューイングも実施される予定だ(パブリックビューイング中のメイキング映像の放送は中止となる)。

写真家である西澤丞氏が撮影したイプシロンロケット (C)JOE NISHIZAWA