第149回直木賞を受賞した桜木紫乃氏が、26日に放送されるニッポン放送のラジオ番組『ゴールデンボンバー・鬼龍院翔のオールナイトニッポン』(毎週月曜深夜1時~3時)に生出演することが5日、明らかになった。

初対面が実現する鬼龍院翔(左)と桜木紫乃氏

『ホテルローヤル』で直木賞を受賞した桜木氏は鬼龍院翔の大ファンで、7月17日の受賞会見にも彼が愛用するタミヤのTシャツで出席するほど。「翔さんの言葉の選び方がすごい」と歌詞から小説のヒントを得ていることを明かし、「『抱きしめてシュヴァルツ』って曲が好きなんですが、その歌詞のなかに『慰めて隅々まで』ってあるんです。これは、斬新な言葉だと思いましたね」と絶賛していた。また、担当者から「賞を取ればゴールデンボンバーのオールナイトニッポンに出られるかもしれませんよ」と言われたことに触れ、「ここで話しておけば実現しますかね」と同番組への出演を熱望していた。

これを受けて鬼龍院は19日、自身のブログを通じ、桜井氏に向けて「いやはや、こんなヒネクレ理系野郎の書く文を褒めていただきありがとうございます!」とメッセージ。「いろいろな意味でとても僕は幸運だなぁ…感謝です」とつづり、「たまには漫画じゃなくAVじゃなく本も読まなきゃなぁ…」と自らに言い聞かせていた。また、直木賞発表後の最初の放送となった7月22日の放送では「桜木さんは、直木賞をとったら『オールナイトニッポン』に出演できるかもしれないと吹き込まれていたと…。たぶん、出演できます! お待ちしております!」と歓迎ムードだった。

そんな2人の初対面がいよいよ実現する。鬼龍院は、「御出演ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べ、「僕の歌詞を褒めてくださったのですが、実際に会話をしてしまったら実は鬼龍院そんなに頭良くないと桜木さんにバレてしまうんじゃないかとヒヤヒヤします。本番当日は桜木さんに僕の素がバレないよういつも以上に日本語に気を付けて失礼のないトークを心掛けます」とコメント。一方の桜木氏は出演決定の知らせを受けて、「え…」と絶句していたという。