Net Applicationsから、ワールドワイドにおける2013年7月のデスクトップブラウザシェアが発表された。先月からFirefoxがシェアを減らしChromeがシェアを増やす傾向が続いている。この1年間ほどはFirefoxがシェアを伸ばしChromeがシェアを減らす傾向が続いているが、この1、2ヶ月で状況が反転。シェアの上ではFirefoxもChromeもほぼ同じになりつつある。

IEはシェアを微増させた。バージョン別で見るとIE8が41ヶ月間連続で1位のシェアを確保。IE9は急速にシェアを減らし、これに変わるようにIE10のシェアが急増している。IE6はシェアを減らしてはいるものの、その幅は小さく、依然として6.10%のシェアを確保。この傾向は今後も続くものと見られ、Safari全体のシェアよりもIE6のシェアが大きいという状況が続いている。Operaはシェアを減らしており、今後もこの傾向が続く可能性が高い。

2013年7月ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年7月ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2013年7月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年7月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE 56.61% 微増
2 Firefox 18.29% 減少傾向はじまる
3 Chrome 17.76%
4 Safari 5.42%
5 Opera 1.49%
順位 短周期一括型バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE8 23.52% 41ヶ月連続1位
2 Chrome+ 17.76% 3位から2位へ
3 Firefox4+ 17.67% 2位から3位へ
4 IE10 15.36% 成長傾向
5 IE9 9.69% IE10へ移行が進んでいるとみられる
6 IE6 6.10%
7 Safari+ 5.42%
8 IE7 1.56%
9 Opera+ 1.49%