Betanewsの記事「Windows Phone stomps all over BlackBerry in Europe」は、2013年第2四半期の欧州におけるWindows Phoneの販売台数に関し、BlackBerryの販売台数を超えてシェア第3位のモバイルオペレーティングシステムになったことを伝えた。なお上位2つのモバイルオペレーティングシステムはAndroidとiOS。

報告によれば2013年第2四半期の欧州(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国)におけるスマートフォン購入者のうち6.9%が新しいスマートフォンとしてWindows Phoneを購入したという。同時期におけるBlackBerryの購入者は全体の2.2%。Windows Phoneは特に英国とフランスにおける購入割合が高く、英国で8.6%、フランスで9.0%と報告されている。

一方、米国市場ではWindows Phoneは下落傾向にある。当初は4.6%あったWindows Phoneのシェアは、3ヶ月後の2013年5月には4.0%までシェアを減らしているという。「Windows Phone stomps all over BlackBerry in Europe」にはこの理由として、米国においてはその対象期間中にWindows Phoneベンダから新しいプロダクトが発表されたかったことに一因があるだろうとの指摘が掲載されている。