コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)のセキュリティ(BYOD)研究会は7月11日、私有スマートデバイス等を業務で利用する際に必要な、就業規則に紐づく私有スマートデバイス取扱規程及び申請書類サンプル、スマートデバイス・セキュリティポリシーの第1版を策定し、公開した。

CSAJセキュリティ(BYOD)研究会は、セキュリティ関連ソフトウェア企業のエンジニア、コンサルタント、自社でBYOD導入を目指しているIT関連企業の総務・人事担当者、社会保険労務士及び弁護士で構成され、半年間に渡り専門的な観点から検討を行ってきた。

具体的には、スマートデバイスのOS、管理ソフトウェア、セキュリティソフトウェアと運用に関する技術的な観点と、労働契約に関する法律的な観点から検討を行い、私有スマートデバイスを使い社内情報システムにアクセスして業務を行う際に必要な、管理規程、申請書類、具体的な管理指針(セキュリティポリシー)のサンプルを策定した。

サンプルは、同協会のWebよりダウンロードできる。 なお、本規程等サンプルは、クリエイティブ・コモンズ・ライセン スに基づき、表示-継承を行うことにより、無償での商用利用も可 能となっている。

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