三菱電機インフォメーションテクノロジーは、24TBディスクを内蔵し、異常検知機能などが強化された「ネカ録4.0」を、8月1日に発売する。また同時に、ラックマウント型に36TBモデルを追加する。

デスクトップ型「NS-3800」(左)とラックマウント型の「NS-5800」(右)

ネカ録は、監視システムを構築するためのネットワークカメラ用録画・配信サーバ。新バージョンのデスクトップ型「NS-3800」は、縦置き可能なデスクトップ型として業界最大クラスの24TBディスクを内蔵。またラックマウント型の「NS-5800」に36TBモデルが追加された。

またNS-3800には、ファン異常、温度異常、電圧異常などNS-5800と同等に異常検知機能を強化。障害発生をネットワーク経由でビューアソフトに通知できる。

標準装備のビューアソフトも機能強化。カメラごとに表示位置と大きさを自由に定義でき、手動や自動で表示レイアウトを切り替えることができる。また、H.264/AVCでのサムネイル表示やAVI形式への変換機能なども追加された。オプションのスーパーマルチビューアソフトは、最大9台のカメラの同時再生に対応し、ライブ表示と同じ自由なレイアウトで複数のネカ録に録画されている映像を同時に再生することができる。

新製品は、フルHDカメラや360度全方位カメラなど、各社の最新のネットワークカメラをサポート。また、カメラに搭載されている動き検知機能にも対応した。

ネカ録のシステム構成イメージ