7月4日、ウィルコムは新商品発表会を開催し、新モデルのスマートフォン、および料金プランを発表した。ラインナップは「DIGNO DUAL 2」(京セラ製)、「AQUOS PHONE es」(シャープ製)、「STREAM」(ファーウェイ・ジャパン製)の3モデル。また料金プランとしては、「ウィルコムプランLite」と「ウィルコムプランD+」の2つを新たに用意する。この他、ウィルコムのサービス「だれとでも定額」を他社のスマートフォンでも使うことができるカードサイズのPHS端末「だれとでも定額パス」を7月下旬に、固定回線にかかってきた電話が迷惑電話かどうかをソーシャル機能を利用して判別する「迷惑電話チェッカー」を7月4日より発売すると発表した。ここでは発表会の模様をレポートする。

発表された3モデルのうち注目を集めたのは「DIGNO DUAL 2」と「AQUOS PHONE es」

発表会に登壇したウィルコム代表取締役社長・宮内 謙氏はまず、2011年1月からの2年半でウィルコム累計加入者数が549万人まで増加したことを発表。その理由として「料金満足度で3年連続1位を取れたことが最大の成功要因である」と述べた。

ウィルコム代表取締役社長・宮内 謙氏

「だれとでも定額」がウィルコム復活のカギとなった

ではなぜウィルコム顧客の料金満足度が高いのか。

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