D2Cは7月4日、スマートフォン / タブレット端末 / フィーチャーフォンの利用動向調査の結果を発表した。同調査は2013年5月に行われたもので、携帯電話 / PHS / スマートフォンを所有する15歳~69歳、3096名が調査対象になっている。

発表によると、スマートフォンユーザーの比率は全体の43.3%で、2012年11月調査時から5.7ポイント増加した。所有デバイスでは、「スマートフォンのみ利用」が38.9%、「スマートフォンとフィーチャーフォンを併用」が4.4%、「フィーチャーフォンのみ利用」が56.7%。

スマートフォンユーザーの比率(発表資料より)

スマートフォン向けの主要なWebサイト・アプリの利用状況を尋ねた質問では、「Google」が最もよく利用されており、以下「Yahoo!JAPAN」、「LINE」、「通信事業者のポータルサイト」、「Facebook」と続いている。また、1日あたりの利用回数では「1日に10回以上」という回答で、「LINE」が15.6%、「Twitter」が9.2%と高い数字となっている。

スマートフォンユーザーの主要サイト・アプリの利用状況(発表資料より)

タブレット端末は全体の16.2%が「利用している」と回答。男女別の利用率は男性が18.2%、女性が13.9%で、男性の利用が多くなっている。

タブレット端末の利用率(発表資料より)

スマートフォンユーザーに「普段ネットを利用する際に使うデバイス」を尋ねた質問では、「スマートフォンとPCを併用する」という回答が最も多くなっている。

スマートフォンユーザーにおけるネット利用デバイス(発表資料より)

インターネットとスマートフォンアプリの1日あたりの利用時間に関しては、「スマートフォンのみを利用する」層は、「スマートフォンによるインターネット」の利用時間が122.8分、「スマートフォンアプリ」の利用時間が84.9分と、他の層よりも長くなっている。