情報漏えいを検知した
ノートンモバイルセキュリティ

シマンテックは6月27日、Android版Facebookアプリが利用者の電話番号を漏えいしていると発表した。Android版Facebookアプリは700万台以上にインストールされており、その大部分が影響を受けるという。

発表では、Facebookアプリの初回起動時に電話番号がFacebookのサーバーへ自動送信されていると指摘。Facebookへのログインや電話番号の入力を行わなくても、さらには、Facebookのアカウントを持たないユーザーがアプリを起動した場合でも、デバイスの電話番号がFacebookサーバへ送信されると説明している。

シマンテックでは、問題の検知を受けてFacebookに連絡を行った。Facebookは、電話番号の利用や処理は行っておらず、既にサーバーから電話番号を削除したといい、次期アップデートで問題の修正を行う予定としている。

また、シマンテックは、アプリによる個人情報漏えいについて「Facebookアプリに限ったことではなく、これより悪いケースもある」としており、数週間以内に、リスクのあるアプリ情報を公開する予定だという。