早くも続編の製作が決定している『マン・オブ・スティール』 (C)BANG Media International

ヘンリー・カヴィル主演で、6月14日に全米公開された『スーパーマン』のリブート作『マン・オブ・スティール』が、6月の全米オープニング週末興行収入記録を塗り替えた。

ワーナー・ブラザース製作、ザック・スナイダー監督でおくる『マン・オブ・スティール』は日本公開を8月30日に控えているが、海外では14日に封切られており、アメリカだけでも1億2,500万ドル(約120億円)に到達した上、世界中では1億9,700万ドル(約190億円)にも達するなど、公開後わずか4日間で驚異的な数字を叩き出してその人気ぶりを見せ付けている。

夏に向けての大作が続々と公開される6月にあって本作は先週14日から16日の3日間に1億1310万ドル(約107億円)の興行収入を記録し、2010年の6月に公開され、これまで1億1,030万ドル(約105億円)という最高記録を保持していたディズニーの『トイ・ストーリー3』の記録を塗り替えた。

ワーナーの国内配給部門でトップを務めているダン・フェルマン氏は「この映画はファンの男性たちのみならず、家族全体も巻き込んで虜にしてしまうスーパーヒーロー作品の傑作と言えるでしょう。ですから、その両方の層の貢献によって好成績を叩き出していいるのです」と語っている。

エイミー・アダムス、マイケル・シャノン、ラッセル・クロウ、ケヴィン・コスナーなど豪華キャスト陣が脇を固めている本作はアメリカだけでなく、主演したヘンリーの出身地であるイギリスでも先週末だけで1,710万ドル(約16億円)の売り上げを記録している。

ファンだけでなく批評家たちからも好評価を得ている本作だが、ワーナーは1作目の脚本を手がけたデヴィッド・S・ゴイヤーに続編の脚本を依頼していると報じられており、早くも来年には続編が公開されると噂されている。スーパーマンをはじめスーパーヒーローが大集結する『ジャスティス・リーグ』が2015年の公開を目指していることから、それに先立って『マン・オブ・スティール2』を公開できるように急ピッチで製作が行われる模様だ。

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