Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Googleは6月13日(米国時間)、最新のブラウザが広く普及し、すでにその役割を終えたとして半年後の2014年1月にChrome Frameの提供を終了すると発表した。Chrome FrameはIEでChromeのレンダリングエンジンなどを利用するためのプラグイン。Google Frameのユーザには最新のブラウザへの移行が推奨されているほか、古いバージョンのIEを使い続ける必要があるユーザには代替としてChrome for Businessの「レガシーブラウザサポート機能」を使うことが推奨されている。

Net Applicationsの報告によれば、2013年5月におけるデスクトップ・ブラウザのシェアはIE6が6.03%、IE7が1.78%、IE8が22.99%、IE9が15.39%、IE10が9.26%とされている。IEはIE10が急激にシェアを増やし、それ以外のバージョンがシェアを減らす傾向を見せている。ただし、減少幅は緩やかで、古いバージョンのIEは特定のシェアを確保し続けている。

登場以来急激にシェアを増やしたChromeだが、この1年はシェアの下落傾向が続いており、一時はFirefoxのシェアを超えた期間もあったが、現在ではシェアを落とし徐々にFirefoxとのシェアの差が広がっている。