一度にたくさん作りがちなカレー。食べ方の工夫が無限大なのも魅力のひとつでしょう。カレーうどんやカレードリアなどのアレンジもありますが、今回は同じカレーを3回、違ったカレーとして味わう方法を紹介します。ただし、食中毒を避けるため、保存期間や保存方法、使う食材などの衛生面には十分気をつけましょう。

■1回目「インド風チキンカレー」

1回目は、チキンカレーを作ります。具材はシンプルに、たまねぎと鶏手羽元などの骨付き鶏肉のみ。作り方は、市販のカレールーを使ったいつものカレーと同じです。1回目に作るカレーの目的は、味の基盤づくり。良い風味が出るように、たまねぎを透き通るまで炒め、鶏肉は骨付き肉を使うことがポイントです。

具の数が少ないと感じるかもしれませんが、食べるときには、素材の味を楽しみましょう。1回目はごはんではなく、ナンと一緒に味わうとインドカレーを食べているかのような気分になれます。

ここで作ったカレーを冷凍保存します。タッパーやフリーザーパックなどに1食分ずつ分けて入れ、冷ましてから冷凍庫に入れましょう。フリーザーパックで保存する場合は、平べったく凍らせると解凍するときに便利です。できるだけ空気を入れないことも風味を保つコツのようです。

■2回目「家庭風定番カレー」

2回目は、1回目の「チキンカレー」を家庭風の定番カレーに変身させます。まず、1回目で冷凍したカレーを解凍します。解凍方法は、電子レンジを使って温める方法から、湯せんをする方法、冷蔵庫で自然解凍をする方法などがあります。

解凍した1回目のカレーに、ジャガイモや、にんじん、好みの肉など普段カレーに入れる具を追加します。1回目のカレーで煮込まれたたまねぎと骨付き鶏肉の味わいがベースとなって、いつもよりもコクのある「定番カレー」ができるでしょう。見た目も具材も家庭風ですが、味わい深い一品になります。

食べ方は、普段のカレーのように、ごはんと一緒に食べるのがオススメです。福神漬けやらっきょうなどを添えても良いでしょう。いつもと同じ具材で、ひと手間かけたカレーが味わえます。

■3回目「カフェ風グリル野菜カレー」

3回目は、1回目で冷凍したカレーにグリル野菜をトッピングします。まずは2回目と同様にカレーを解凍します。そのカレーをお皿に盛り付けて、焼いた野菜をトッピングすれば完成です。トッピングする野菜は、なすやピーマン、パプリカ、トマト、かぼちゃなど、彩りあふれるものがオススメです。もちろん、ジャガイモやにんじん、たまねぎを焼いたものでも構いません。

カレーの上に、カラフルな野菜を並べ、ごはんにはレーズンを散らすなどの工夫をすることで、カフェランチにありそうなカレーを作ることができます。また、1回目でよく煮込まれたカレーを使うため、風味豊かな味わいになっているでしょう。

1つのカレーから、3回分の全く違ったカレーを作ってみました。毎回「違うカレーを食べている」と実感するためのコツは、見た目の変化です。お皿や盛り付けだけで、印象は変わります。ただし、食中毒などにならないよう、保存期間や衛生面には十分注意し、作ったカレーは早めに食べましょう。