サイバーエージェントの連結子会社CyberZは6月6日、大日本印刷(DNP)と共同で、全国の大学200キャンパス内においてNFCスマートポスターを活用したO2Oプロモーションサービスの提供を開始したことを発表した。

同サービスは、大学キャンパス内のコピー機に設置されたNFCスマートポスターにスマートフォンをかざすことで、対象サービスのダウンロードや会員登録ができる仕組み。全国の大学約200キャンパスで実施しており、スマートフォンを持っている100万人以上の大学生が対象となる。

サービスの利用イメージ

同サービスでは、DNPが展開するスマートポスターを活用したO2Oプラットフォームサービス「TAPLINK」を活用することで、遷移先となる広告URLを遠隔操作で変更したり、時間帯別配信を行ったりすることもできるという。

また、CyberZのスマートフォン広告向けソリューションツール「Force Operation X」のSDKを対象のスマートフォンアプリに導入することで、LTV計測やアクセス解析に加え、高精度なプロモーション効果測定も可能。

同サービスでは、CyberZが広告プランの立案と効果検証を行い、DNPがNFCタグ付きポスターの技術提供を行う。両社は今後も、NFC搭載のスマートフォンを対象とした新しい広告の企画開発を行うとしている。