エーアイは6月3日、音声合成エンジン「AITalk 3 Server」ベータ版の提供を開始した。

AITalk 3 Serverは、電話の自動応答やインターネットサービスなど、ネットワークを利用してマルチタスクで合成処理を行うケースに適したアプリケーション。人間の声に近い自然な音声で、自由に音声合成を行うことができるのが特徴。また、誰の声でも20分～5時間程度の録音でオリジナルの音声辞書を作成できるほか、話し手のラインナップが多数用意されている点なども特徴となっている。

このほど提供が開始されたのは現行バージョンに変更を加えたベータ版で、インタフェースがREST(HTTP/1.1)に変わったことと、これまで同社独自のXMLだったものをSSML(Speech Synthesis Markup Language)サポートにしたことの2点が現行からの変更点となる。