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Intel ISEF 2013 (Intel nternational Science and Engineering Fair 2013)において、米カリフォルニアサンノゼ、リンブルック高校のEesha Khare氏が若い科学者に贈られる賞「Intel Foundation Young Scientist Award」を受賞した。Eesha Khare氏はTiO2ポリアナリンナノロッドを利用した高性能キャパシタの基本的な実験に成功したとしている。

Eesha Khare氏が開発したキャパシタは20秒ほどの充電でLEDライトをつけることに成功したという。製品として出荷できるといったものではなく、実験レベルでの成功となるが、既存のキャパシタと比較して安定性の面と製品への応用の面で効果が期待できるという。既存のキャパシタと比較してEesha Khare氏が開発したキャパシタは固体で温度に対する安定度が高く、さまざまな製品への応用が期待できるという。

モバイルデバイスの活用度合いが進む現在では、バッテリーやキャパシタの性能向上が課題とされており、世界中で研究開発が進められている。現在広く普及しているバッテリーは充電時間や蓄電容量などの面で性能上の進歩があまり進んでおらず、新しい材料や理論に基づく新製品が求められている。