ソニー・ミュージックコミュニケーションズは、3Dスキャナーと3Dプリンターを使って制作する「3Dプリント・フィギュア」の追加販売を開始した。価格は、Sサイズ(高さ約15cm)が4万9,000円(複製2万円)、Mサイズ(高さ約20cm)が6万9,000円(複製4万円)、Lサイズ(高さ約30cm)が12万円(複製9万1,000円)。

3Dプリント・フィギュア

「3Dプリント・フィギュア」は、フルカラー3Dスキャナーによって全身を撮影した3Dデータを、フルカラー3Dプリンターを用いて出力したフィギュア。3Dデータの色調や質感などはオペレーターが細かく調整しており、出力後のフィギュアには1体ずつ磨き加工を施し、表面にワックスを塗布して完成させている。これまでに、同商品は2013年3月に開催されたイベント「アニメ コンテンツ エキスポ 2013」でテスト販売が行われた。

購入者はソニー・ミュージックコミュニケーションズ内撮影スタジオで3Dスキャナーによる撮影を行う。日程は6月8日、9日、および7月5日、6日の計4日間。各日ともに開場時間は10:00~20:00で、1人あたりの所用時間は約30分。ちなみに、フィギュアの大きさは上述の3サイズのほか、等身大サイズの出力にも対応する。ウエディングドレスなど形状が複雑な衣装や、手を大きく広げるといった特殊なポーズの場合はオプション料金が加算される。台座が付属し、肩幅サイズ(原寸で直径50cm)までは無料だが、それ以上の大きさの場合は別途料金が必要。なお、送料は注文者の負担となり、商品の配送は撮影の約2カ月後となる。