ソフトバンク・テクノロジーは5月23日、安全にBYOD(Bring your own device)を利用できる「BYOD検疫導入・運用サービス」の提供を開始した。システムの死活監視やバージョンアップ作業などのサービスもオプションとして選択できる。

新サービスは、不正通信や不正端末を検知する「CounterACT」の導入と、システム運用および監視を行うものである。CounterACTにより、事前のセキュリティ設定を基にポリシーに違反するPCを自動検知、エージェントレスで検疫することができる。

BYOD検疫導入・運用サービスの概要イメージ

マルウェアや不正アクセスからの自動防御機能のほか、ネットワークに接続されるスマートデバイスやPCなどのすべての端末を把握できる機能も提供されるため、容易に高いセキュリティレベルを保つことができる。また、構築から運用までトータルにサービスされるため、運用しやすいシステム設計も実現できるとのことだ。

SBTでは、一般的なリモートアクセスからの運用サービスに加えて、オプションサービスとして、ファームウェアの更新や、Apple製品への対応などのメニューを提供する。

ハードウェア費用を除いたCounterACT導入サービスの価格は、検疫拠点数:1、検疫端末数:1,000、ポリシー策定数:10という参考構成で180万円~。またリモート運用・保守対応・検疫アラートを含めた運用サービスメニューは、月額34万円~を予定している。